k_decmp_ilu_crs

    CRS法を用いて格納された正方行列[aij] を不完全LU分解する倍精度サブルーチン．
     
     
  • サブルーチン名： k_decmp_ilu_crs

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  • 呼び出し方：call k_decmp_ilu_crs(n, n_nonzero, a_val, col_ind, row_ptr, diag_ptr, val)

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  • 引　数：
    • 引数
    意　味
    入出力の区分
    備　考
    n 正方行列 [aij] の寸法
    入力
    		 整数型
    n_nonzero 行列 [aij] 中の非零要素数
    入力
    		 整数型
    a_val(n_nonzero) 非零要素を格納する1次元配列
    入力
    		 倍精度実数型
    col_ind(n_nonzero) 非零要素の列番号を格納する1次元配列
    入力
    		 整数型
    row_ptr(n+1) row_ptr(i)はi-行目上にある最初の非零要素の非零要素番号を示す．
    入力
    		 整数型
    diag_ptr(n) diag_ptr(i)は aii の非零要素番号を示す．
    出力
    		 整数型
    val(n_nonzero) 不完全 LU 分解の結果を格納する1次元配列．
    出力
    		 倍精度実数型

  • 注　意：
    1. 本ルーチンで実行する不完全LU分解は ILU(0) である．即ち，元の行列の非零要素パターンは分解結果内で保存される．
    2. 1次元配列 val に対応する行列には，狭義下三角部分と広義上三角部分にそれぞれ L と U が格納される．その際，対角要素にはuiiの逆数が格納される．