k_matvec_ilu_crs_e1tx

    CRS法で格納された正方行列[aij] の不完全LU分解 A≅ LU で得られた行列 L-T とベクトルxの積 L-T x を計算する倍精度サブルーチン．
     
     
  • サブルーチン名： k_matvec_ilu_crs_e1tx

    •  
  • 呼び出し方：call k_matvec_ilu_crs_e1tx(n, n_nonzero, val, col_ind, row_ptr, diag_ptr, xdim, zdim)

    •  
  • 引　数：
    • 引数
    意　味
    入出力の区分
    備　考
    n 正方行列 [aij] の寸法
    入力
    		 整数型
    n_nonzero 行列 [aij] 中の非零要素数
    入力
    		 整数型
    val(n_nonzero) ILU(0)分解結果の非零要素を格納する1次元配列
    入力
    		 倍精度実数型
    col_ind(n_nonzero) 非零要素の列番号を格納する1次元配列
    入力
    		 整数型
    row_ptr(n+1) row_ptr(i)はi-行目上にある最初の非零要素の非零要素番号を示す．
    入力
    		 整数型
    diag_ptr(n) diag_ptr(i)は aii の非零要素番号を示す．
    入力
    		 整数型
    xdim(n) ベクトル x の成分を格納する1次元配列．
    入力
    		 倍精度実数型
    zdim(n) L-T x の成分を格納する1次元配列．
    出力
    		 倍精度実数型

  • 注　意：本ルーチンを実行するには，前もってサブルーチン k_decmp_ilu_crs を呼び出し，正方行列[aij]を ILU(0) 分解しておく必要がある．