k_rem_el_from_ccs

    CCS形式で格納された非正方行列 \(A=(a_{ij})\) の情報中から，非零要素 \(a_{ij}\) の情報を削除するサブルーチン．
    推奨される応用例：省メモリ版EFG，X−EFG．
     
     
  • サブルーチン名： k_rem_el_from_ccs

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  • 呼び出し方：call k_rem_el_from_ccs(ir, jr, ndim, nzdim, val, row_ind, col_ptr, n_zero, icode)

    •  
  • 引　数：
    • 引数
    意　味
    入出力の区分
    備　考
    ir, jr 削除対象である非零要素\(a_{ij}\)の行番号と列番号
    入力
    		 整数型
    ndim 行列\(A\)の列数
    入力
    		 整数型
    nzdim 非零要素数の見積値．配列row_ind，valの整合寸法．
    入力
    		 整数型
    val(nzdim) val(k)は第k番目の非零要素の値を表す．
    入出力
    		 整数型
    row_ind(nzdim) row_ind(k)は第k番目の非零要素の列番号を表す．
    入出力
    		 整数型
    col_ptr(ndim+1) col_ptr(j)は第 j 列目にある最初の非零要素の非零要素番号を表す．但し，col_ptr(ndim+1)=n_zero+1 でなければならない．
    入出力
    		 整数型
    n_zero 行列 \(A\) の非零要素数
    入出力
    		 整数型
    icode 非零要素の情報を削除した場合には，icode=1が返され，それ以外の場合は，icode=0が返される．
    出力
    		 整数型

  • 注　意：X-EFG法やEFG法では，バックグラウンド・セルを用いた数値積分を実行している．それ故，本ルーチンの実行時間は殆ど無視できる． これに対して，行列要素が解析的に計算できるFEMでは，本ルーチンの実行時間は他の計算時間と比べて無視できない．このような場合，本ルーチンは使うべきではない．