kgimag

    長方形領域が等方格子に分割されており,各格子点上で関数値が与えられているとき,領域内の関数値の分布をカラー表示するサブルーチン.
     
     
  • サブルーチン名: kgimag

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  • 呼び出し方:call kgimag(udim,umin,umax,xmin,xmax,ymin,ymax,ndim,nx,ny)

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  • 参照しているサブルーチン:kgmsg

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  • 引 数:
  • 引数
    意 味
    入出力の区分
    備 考
    udim 格子点上での関数値を格納する配列の配列名.
    入力
    u(i,j) は 格子点 (i,j) 上での 関数値を示す.本ルーチン内での配列宣言は,udim(0:ndim,0:*) である.
    umin 色番号 c1 に対応させる関数値.[注意]を参照.
    入力
    udim(i,j) の最小値を入れておけばよい.
    umax 色番号 c2 に対応させる関数値.[注意]を参照.
    入力
    udim(i,j) の最大値を入れておけばよい.
    xmin, xmax 長方形領域の x 座標の範囲(世界座標系).
    入力
    ymin, ymax 長方形領域の y 座標の範囲(世界座標系).
    入力
    ndim 配列udimの整合寸法.
    入力
    nx x 方向の分割数.
    入力
    i は 0 から nx まで変化する.
    ny y 方向の分割数.
    入力
    j は 0 から ny まで変化する.

  • 注 意:
    本ルーチンでは,各格子点を重心とする小矩形内を一定のカラーで塗りつぶすため,nx, nyの値が小さい場合には,あまり鮮明な画像を出力しない.
    本ルーチンを呼び出す前には,

      call pgscir(c1,c2)

    のように,pgscirルーチンを呼び出しておかねばならない.本ルーチンでは,[umin, umax] の間にある関数値に適当な色を対応させるため, c1, c2で指定された色を補間することによって決定しているからである.従って,虹色の分布を描くためには,予め,setclルーチン(後述)を用いて,色番号に色を設定し,icolh(0),icolh(1), …,icolh(nheit)に色番号を指定しておく必要がある.そのためには,例えば,以下のようにすればよい.

      call setcl (cmin,irvs,igray,icolh,ncmax,ncolor)
      call pgscir(icolh(0),icolh(ncolor))
      call kgimag(udim,umin,umax,xmin,xmax,ymin,ymax,nxmax,nx,ny)